東台精機(4526)は、先日(2020年11月5日)に取締役会を開催し、2020年第3四半期の連結財務報告を提出しました。第3四半期のみの連結売上高は1,828,992千台湾元(以下同じ)で、前四半期から15%減少しました。ただし、第3四半期は、中国と東南アジアの顧客からの注文の回復の影響を受けて、グループ全体の受注額を第2四半期と比較すると、50%近くの成長であり、約30億台湾元になっております。また、第3四半期は、人民元為替レートの反発による為替メリット及び政府補助金収入の恩恵を受けて、第3四半期の親会社に帰属する純利益は21,688千台湾元(税引後1株当たり利益0.09台湾元)でした。
全体としては、新型コロナヴィルスのパンデミックによる影響のため、まだ第1・第2四半期の損失を補うことはできていません。合計すると、2020年の最初の3四半期の連結収益は5,748,912千元で、去年同期と比べると29%減少します。2020年の最初の3四半期の親会社に起因する税引後損失は94,441千台湾元で、1株当たり税引き後損失は0.37台湾元でした。